NSXと私 | ちょんまげ通信

NSXと私

初めまして、
神奈川県横浜生まれの厚木育ちの今年で32になる男
で名前は、はなうまんといいます。
これだけで既にこの日記があまり良いものにならなそうですが、
元気出して頑張るんで宜しくおねがいします。

ホンダNSX、自分が高校の帰り神奈中のバスからなにげなく見た
風景の中にえらく薄くて車高の低い赤い車が見えた。

その頃のはバイクも車も特別興味はなかった自分にも
昔見たスーパーカーを連想させる姿にくぎずけになった。
「国産の車にもこんな形した車があったのか!」
子供のころスーパーカー消しゴムで遊んだし絵本もたくさん
見たスーパーカー、でも大きくなるとそれらはとてつもないもので
そこらで売っていないし買えるものでもないと
子供ながらに気がつき、いつしか忘れていた記憶が
とたんに頭によみがえり「いつか大人になったら中古で買ってやる!」
といういきなり中古という現実感いっぱいの夢を持つのだった。

国道246沿いにあるホンダの前をバスの左側に座ってNSXを眺めていた。
ちょうどホンダの前の信号で右折しようとするところへ直進の車がくると
それだけ長くNSXを長く見る事が出来たので、そこへさしかかると
何か車来いって念じていた。

そんな日が続いていた晴天の日母親と買い物か何かでちょうどホンダの近くを通りかかり「ホンダの近くに止めて」高校生だった息子にいきなりそんなこと言われて不思議がりながらホンダの近くで車を止めた。
何故近くかと言うと将来買うにしても中古と決めていたのと
なんと言っても気が弱くて営業マンが苦手だったからだった。

隠れるようにNSXに忍び寄った、母親はこの段階ではまだ事の詳細はまだわからないようで後ろから面倒くさそうについてきた。

初めて近くで見たNSXはシートに新車についているビニールだったかカバーがついていて赤い車体も太陽に照らされて新車独特の輝きを放っていた。
「すげ~!!」声にならない声を上げる自分におかんが「あんた何してるの?」と冷たい言葉を浴びせられてしまった。

上の写真が自分の中古NSXです。
2人乗りで荷物もあまり積めませんが
大切に乗り続けたいです。